流氷の恵み かに

 

 網走前浜では、流氷が去ると、けがに・あぶらかに・たらばがに・いばらがにの漁が始まり、けがには8月、他のかには年内一杯行われます。

網走名産 あぶらがに

オホーツク海網走沖は例年1月中旬から3月下旬にかけ流氷に覆われます。

以前は流氷の期間漁が出来ないと厄介ものの扱いでしたが、その流氷が沢山のミネラルを運び、カニや他の魚類のエサとなるプランクトンが増えて、オホーツク海を豊かな海にしてくれていることが分かりました。

網走前浜では、(海明け)流氷が去ると同時にけがに・あぶらかに・たらばがに・いばらがにの漁が始まります。

 

網走のあぶらがに

 

「あぶらがに」は「たらばがに」と同じ種類のかにで、姿形がよく似ています。
「あぶらがに」の国内での水揚げの内99%が網走で水揚げされています。

 一部の小売業者が「あぶらがに」と「たらばがに」とを区別せず販売するという不当表示問題が新聞・テレビなどでも大きく取り上げられ、「あぶらがに」は「にせタラバガニ」というイメージが広がってしまいました。
 そのため、網走では、「あぶらがに」が売りにくくなり、大変困惑しています。
 本来、「あぶらがに」は、「たらばがに」のにせ物ではなく、味も美味しいカニです。
 このため、主産地である網走では、市や漁業協同組合、当網走市水産加工振興会の「かに部会」が「あぶらがに」の名誉回復とブランド化に取り組んでいます。

 

「あぶらがに」と「たらばがに」外見の違い

 

甲羅中央の突起

 

甲羅の中央に突起がありますが、普通「あぶらがに」は4個、「たらばがに」は6個あります。

あぶらがにあぶらがに

真中の「突起」が「4つ」なのが「あぶらがに」の特徴です。

「たらばがに」の「突起」は「6個」あります。

 

足の裏の色

 

タラバガニの足の裏は第2関節のところまでが濃藍色(活カニ)、薄紅色(ボイル)になっています。
アブラガニの足の裏側はきれいな白色です。

たらばがにの足裏はあかい あぶらがにの足裏は白い

 

爪とその次の関節までの長さ

 

爪の長さ(A)とその次の関節までの長さ(B)を比較すると、
比べるとアブラガニの爪が長いことが分かります。





たらばがにの爪

あぶらがにの爪

あぶらがにの爪は、
たらばがにに比べて
長いのがわかります。

 

けがに

 

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